つやま和牛について
和牛三大系統のひとつ「藤良」の聖地、岡山県。
全国初の和牛能力共進会(牛のオリンピック)の開催地となるなど食肉の歴史は深い県です。
なかでも津山市は、古くからブランド和牛の素牛(もとうし)を育て、全国に出荷する繁殖農家が多い地域です。技量のある畜産農家が「自分たちでブランド和牛を育てたい」と思い始めたのも自然なこと。そこで、2014年から「つやま和牛」の肥育が始まり、その2年後には、ついに初出荷に結実しました。
つやま和牛4つの定義
1,生まれも育ちも津山
1300年前から牛馬の市が開かれていたと記録が残る津山は、牛とのかかわりが深い地域。その地で磨かれた技術と深い愛情で育てられた牛は、すべて津山産。地元で生まれた牛を地元で育て上げた、地域限定のブランド牛です。
2、バランスのよいコストと肉質
出荷されるのは月齢28ヶ月以上または肥育期間が概ね18ヶ月以上の牛。肉が最も美味しくなる時期と肥育コストのベストバランスのタイミングで出荷されます。
3、肉質等級3以上
新しく誕生した津山のグルメ食材としてふさわしいグレードの肉を厳選。等級3以上の肉質の牛だけを「つやま和牛」として認定しています。良質の脂を蓄え、やわらかでうま味のある肉は、贈答用にも最適です。
4、地元産の安心・安全肥育
肥料にこだわり、津山産の小麦ふすま(小麦を粉にする際に出る表皮部分)を仕上げ時期に与えます。食物繊維や鉄分、カルシウム、マグネシウム、亜鉛などの栄養をたっぷり含んだ肥料を与えています。